香りを楽しみたいと、精油が登場した時から比べると、
目を引く香りのグッズが、
本物の香りを楽しもうとする人が少ないこと
なのでしょうね。作っても売れなくて、
徐々に、お気に入りのものが
目に触れなくなりました。
一時、香りのペンダントが注目されましたけれど、
使う方たちが長続きしないので、
ブームで終わってしまうのではと、
心配でしたがやはり
今は静かになってしまいました。
日本にアロマセラピーが入ってきたときには、
とても、素敵なものがあって、目を奪われたものです。
今手元にあるのはその時のものが多いので、
大事にして楽しんでいます。
佐曾羅(さそら)
自然に軽く余香に替わり、其品譬へば僧のごとし。
伽羅(きゃら)
その様やさしく位ありて苦を立てるを上品とす。
自然とたをやかにして優美なり、譬へば宮人のごとし。
六国列香より
この二つの香りを作りました。
とても贅沢な精油のブレンドです。
北海道で作っていらっしゃる会社さんの材料の
レシピを拝借しました、di ser さんです。
でも、現代調香の組み合わせに
その材料を組み込んで、多分こうであるのではという
想像だけでトライしました。
このようなときに調香の香りの位置づけと
相性がわかる調香の基本が大いに役立ちます。
二つの香りの出来上がりを楽しむ毎日です。
想像をするといっても本当の香りは
わからないのですが
イメージしながら作るのは楽しいです。
もう少し熟成したら、
香りのペンダントに入れて
ぜいたくな時間を楽しみます。
本物の香りは、試したことはありませんので私流の香りです。
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