
先日、友人が泊まりにきました。
なんだか疲れた様子に、
「今日はしっかりと寝かしてあげなくては」と、
睡眠を沢山とらせて
エネルギーを充電してあげたいと思いました。
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中医学の「養生」とは日が昇ると同時に起き、日が沈むと同時に休む、
ということを言います。
自然に沿わない過ごし方はいつかは体にとっての負担となって出てきますから、
これは心したほうがいいようです。
朝、6時に、私たちのエネルギーは背骨にそって上ってきて、
それから頭のてっぺんでそのエネルギーは、今度は私たちの体の前面を通って、下に向かいます。
下に向かうのは、体のエネルギーが鎮まることになるので、それを意識する必要があります。
現代人は夜型の生活を、何ごともないようにいつの間にか、
生活のリズムにしていますけれどそれは、いずれはこたえてきます。
しかし、この忙しい世の中いくら養生でも、その通りはちょっと厳しい・・・。
9時には休んで特に冬は陽が昇ってから起きるのがよいとされているようです。
暗いうちに起きる必要はない・・・これはうれしいですけれど、
9時は夢のまた夢、よく、夜にスポーツジムに通う方がいらっしゃるようですけれど、
これはちょっと養生から外れるようです。
夜は静かに過ごす、静かな時を過ごすことが、夜の体にとって、
大事な養生であることには違いありません。
とにかく、寝ること・・・友人の枕元に、ラベンダーを1滴。
ローズの水精油のアイパックをそっとしてあげて、暗い部屋での一晩を
過ごしてもらいました。

朝の第一声は
「あーー、よく寝た。香りに癒された、
でも時空を超えて、あっという間に朝になっちゃった。
香りは最初に感じただけだけれど、
無意識のところでも体は知ってるのよね。」
なかなか、いいこと言うじゃない!少し元気な友人に、ホッとひと安心。