さわやかな長野の朝、それいけと、善行寺さん、東山魁夷館へと。
久しぶりの善光寺参り、どのくらい前になるか、
実はなんといっても、菩提寺なんです。
お参りはしているものの
長野まではさすがに足しげくとはいかず、
本当にしばらくぶりのお参りになりました。
秋の一日、帰りは、長野県立美術館へ、
そして、東山魁夷館へと、
とはいえ
足を延すというほどの距離ではなく、
清々しい公園を挟んでそのお隣にあるという
便利さ、美術館からは善光寺さんの本堂の姿が
見えますよ
心細い知識しかないと自慢するとはいえ東山魁夷の
ブルーの濃淡の絵の美しさには惹かれます。
一番好きです。
私は白夜と、湖畔の城が大好きで、
やはり、月の光のなか
そして、薄明かりの中での、
作り出す、
ブルーの色にとてもひかれてきています。
唐招提寺に収めるために、たずねた中国の景色の
墨絵も美しいですね。
いちばん、
印象深いイメージになっているのも確かです。
あまり予備知識なく訪ねたものの、
改めて東山魁夷の世界って
こんなにやさしく素敵なんだ。と実感したことは
紅葉の中、秋の強い日差しとひんやり空気の中、
とても、素敵な時間でした。
でも、長野駅から、善光寺へ、公園へ、美術館へと歩いた全行程4時間は
ヘロヘロ、やわな足でした。