いつも車で通り過ぎてしまうところを、
昨日はゆっくり気分を連れて、
歩くことにしました。
ゆっくり気分が教えてくれたのは、
夏祭りが始まるぞ、と白い浴衣で、
ただの浴衣ではないぞという雰囲気を醸し出す、
かっこいいお兄さん、おじさん、おじいさんが
準備のために集まって、
意気と、粋、を盛り上げていました。
文政2年と記されたすすけて真っ黒になっている
獅子かしらの見事さの迫力にはしばし
、離れたがたかったです。
下町の日本家屋の軒下らつるされた、
提灯の赤さが、とっても華やかで、
美しい、赤の色は、なんてお祭りの夜に
会うのでしょう。
暑い夏はしんどいけれど
この、暑さの中で、汗だくだくで、若者たちが
そろって、猛々しく、溌剌と繰り広げてくれる
伝統を守るおまつりは大好きです。
ちょっと涼しかったのにも助けられて、
徳川家が作った、お神輿が見られたのも、
幸せでした。
明日はいいことがあるかもしれません。
2礼2拍手、手を合わせて、
この風景を見せてくれたことを
、感謝をして帰りました。